美空ひばり「悲しい酒」
美空ひばりさんの「悲しい酒」をカバーしました。
先日「ウイスキーが、お好きでしょ」をカバーした際に、次はこの曲をとリクエストを頂きまして、無謀にもチャレンジしてみた次第。
軽~い気持ちでリクエストを受けたモノの、この曲、ちゃんと聴いてみれば結構クセ者。
演歌をなめてはイカンですな。ってかこの曲を演歌と言っていいのだろうか?
まず3拍子ってコトに驚いた。ワルツじゃん!
ネットでコード譜見つけて、それを参考にしたのだけど、3拍目だけ違うコードとか、ピンポイントで変化してるから、簡単なコード譜だとコードが変わるタイミングが全くつかめんのです。
これは絶対に演歌ではない、そう確信したのでありました。
ヒントを求めてネットをあさってみたものの、あがってる譜面や動画はギター・ソロ演奏用ばかり。
しかも原曲と違ってキーがほぼAmになっとる。
原曲はGmなので、キーが上がってるとカポでは対処できませぬ。
それでも1つだけキーがEm、カポ3フレットという弾き語り用の譜面を見つた。
カポ3FのキーEmなら原曲と同じってことだよね。
やっと見つけたその譜面を参考に、あとは耳コピでなんとかオケを作りました。
なので、ストリングスやらオルガンやらはかなり適当、音を間引いてますがご容赦下さい。
ちなみに途中で出てくるマンドリンの音は、Sample Tankという音源の音です。
最初からトレモロ奏法の音になってて良い感じ。
Sample Tank君、かなり優秀であります。
オルガンの音も同じSample Tankなのだけど、この音、何か懐かしい。
昔の特撮映画で宇宙人の円盤が出てくる時に鳴ってた音だよねコレは。
ギターはいつものGodin エレガット。
Multiac Nylon Duet Ambiance というモデル。
エフェクターはBOSSのCP-1Xコンプのみ使いました。
ミックスでは昭和テイストを盛り込むべく、レコード再生のノイズを入れてみた。
歌って下さったのは先日のHole “Celebrity Skin”に引き続き、きら☆さんであります。
きら☆さんの歌声は、美空ひばりの歌にも合うとは思いましたが、ここまでピタリとハマるとは!
きら☆さんの歌声、そして台詞、たまりません。
艶っぽいとは正にこのコト。
ここまでハマるとですね、もう感激を通り越して笑うしかありません。
独りニヤニヤしながらミックスしてた様は、誰にも見せられませんな。
古賀メロディーって日本人の琴線、DNAを刺激する、そんな気がする。
初の懐メロカバーだったけど、何かすんなり入れたのは、美空ひばりさん&古賀政男先生の偉大さ故かも。
ところで、酒が飲めない自分が酒の歌ばかりカバーしてて良いのだろうかという一抹の不安がぬぐえませぬ。
Music Trackでの公開ページはこちらです↓
http://musictrack.jp/musics/81507
ブログランキング参加中です。
良ければクリック願います。
(ランキングページに飛びます)