石川さゆり「ウイスキーが、お好きでしょ」
CMソングとしても有名な石川さゆりの「ウイスキーが、お好きでしょ」をカバーしました。
歌ってくださったのは、浜田麻里「Fantasia」に引き続き、K'coさんです。
ちょっと前にこの曲を偶然耳にした時「あぁ、これはK'coさんだな」と思ったんですよね。
K'coさんはヘビメタだけでなく、こんなおしゃれなバラード系もOK。
お上手な方は何を歌わせてもお上手なのですな。
早速ヤマハのMIDIデータを手に入れてオケのデモを作り、彼女にお願いしてみました。
が、その時はとてもお忙しそうだったので、多分歌うのは無理だろうと思って、オケは作り込む前のデモ版で打診してみた次第。
結果、やっぱりNGとのご返答でした。
ところが時は流れて冬の便りが届き始めた頃、何と歌いましたとの知らせが!
ちゃんと覚えていてくださったとは! ありがたや~!
しかも情感たっぷりでとってもステキな歌いっぷり!
あんな即席オケで歌って頂くなんて、ホント恐れ多いことでありました。
それから気合いを入れ直し、このステキな歌声に合わせるべく持ってるエフェクトを総動員して、オケをブラッシュ・アップしまくり、デモ版オケでは手を抜いて入れてなかったギター録音に取りかかった次第。
・・・そこでつまずいた。
この曲、オリジナルのギターの音が何か不思議なんですよね。
エレキなのかガットなのか判断が難しい。
フルアコのエレキなのかなぁ?
ともかく自分の持ってるエレキでは出せないような、ってかこれまで自分には全く縁の無かった、甘~くてアコースティック感満載の音なんですな。
それでエレキは諦め、久しぶりにエレガットを引っ張り出し弾いてみたものの、ナイロン弦の音作りとかよく分からんし、即席でこんなジャジーで情感たっぷりな演奏なんて出来る訳もなく、しばらく試行錯誤の日々。
コピーしようにもよく聞こえんし、こんな弾き手のフィーリング勝負みたいな演奏ってのは、うわべのコピーじゃ全く様にならんのです。
そんなワケなので、もう開き直って聞き取れるとこだけコピー。
あとは適当にアドリブで弾いてみた。
使ったのはこのギター。
Godin Multiac Nylon Duet Ambiance。
ちなみにMade in CANADAであります。
ガット弦なのにネック幅は普通のアコギ並み、太さはアイバニーズのエレキ並というありがた~い仕様。
ボディ幅も薄いので、五十肩のオヤジにも優しいのです。
音色はエフェクター類も色々試した結果、結局BOSSのコンプCP-1Xのみ通して、あとはDAWのEQとコンプで音を作ってます。
前述の通りオケには、ヤマハ・データショップのMIDIデータを使いました。
そして今回は久々の動画でありまする。
なんちゃってジャズギターで本当にスミマセン。
K'coさんのステキな歌声に免じて許してくださいませ。
自分は下戸なんですけど、ウイスキーが飲みたくなるような、そんな気にさせられるK'coさんの甘く妖しい歌声に、みな様どうぞ瞬殺されてくださいませ。
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