Java Joe

カナダで暮らすギター好きなオヤジのブログ ☆ since 2012

浜田麻里「CRY FOR THE MOON」


浜田麻里の「CRY FOR THE MOON」をカバーいたしましたです。
オジー・オズボーンはバカだも~んのBark at the Moon、浜田麻里さんの方はCry for the Moonであります。

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Cry for the Moonという言葉には、手の届かない月を欲しいと泣く、つまり無いモノねだりをするという意味があるそうな。
♪愛しても得られない何かがある~ そんな心情を歌った切ないバラードなのですな。

でも、麻里さんのヘヴィメタルな歌声からは、切なさよりも力強さを感じます。
力強いのだけどハードじゃなくてソフト、それも色気を漂わせる柔らかさ・・・

そんな難易度お高めのコノ曲を歌って下さったのは、K'coさんであります。
K'coさん、最近はお仕事が忙しくて、かなりブランクが空いたそうですが、やっぱりですね、その歌声は素晴らしいのです。
力強さと切なさ、そして色気。
そんな相反する要素を十二分に感じさせるマーベラスでデリシャスなボーカルを披露してくださいました。
これでブランク明けだと言うのだから恐れ入りまする。

更にはコーラスも完璧。
浜田麻里さんの曲は、妹の絵里さんによるコーラスワークがコレまたスゴいのですが、それを楽譜もないのに完璧に再現してくださいました。
やはり、その歌の上手さは耳の良さ、そして音楽的知識に裏付けされたモノなんですなぁ。

オケの方も今回は耳コピでして、ネットで見つけたコード譜を参考にしました。
が、これが結構アバウトで、1小節で何回もコードが変わる場合、どのタイミングで変わってるのかがよく分からん。

ちなみに2つのサイトを参考にしたら、両方全く同じ箇所が間違ってた。
ってことはどっちかがコピペしてるのか。

で、何とかコードを解析したモノの問題は鍵盤パート。
ギターしか弾けない人間が耳コピする際、一番困るのが鍵盤パートなのですな。

でも今は21世紀。テクノロ爺ぃ、もといテクノロジーが強い味方に。
メインで使ってるDAWのCUBASEには、コード入れると、それに合った音を自動で入力してくれるというありがたい機能が付いております。
この機能殿にはいつも大変お世話になっておりまして、今回も鍵盤パートはソレ使ったです。

あとこの曲、ギターはエレキとアコギとナイロン弦と総動員なのだけど、エレキパートが良く聞こえないのですわ。
所々小さな音でグリッサンドみたいなのが聞こえるし、色々な音が入ってるようなんだけどボケた感じで音がつかめない。
あえてそんなアレンジ、音にしたのでしょうな。
なんで、そこら辺は雰囲気壊さないように我流で入れてみた。


使ったギターはJames Tyler、アコギはスチール弦がヤマハA3M、ナイロン弦がいつものGodinだす。
エレキの音はFractal AXE、アコギにはBOSSのAD-10を使っとります。




いやぁ~K'coさんの歌声、シビれますなぁ。
そんなステキな歌声を少しでも長く聞きたいと、エンディングはYouTubeで見付けたライブ映像のパターンを採用。
スタジオ版はあっけなくフェードアウトで終わってまうので。
それ、大正解!

みな様もどうかK'coさんの色香ビームにやられちゃって下さいませ。



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中村あゆみ「スローなブギにしてくれ」


中村あゆみシリーズ第3弾は「スローなブギにしてくれ」であります。
コレ、南佳孝の曲ですが、中村あゆみのカバーアルバム“VOICE”に収められてます。

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中村あゆみ版はアレンジがカッコ良いのですな。
ギターメインでバンドっぽさを前面に出したシンプルなアレンジ。
ギターがこれでもかってくらいに目立ってます。

そのアレンジは永年中村あゆみをサポートしてきたギタリスト、鎌田ジョージさんだそうで、中村版ではギターソロの前に「ジョージ!ギター!」とかシャウトしてるから、ギターも鎌田さんみたいだけど、ライブでもないのにギタリストを紹介するって珍しいですわな。
しかも中村さん、バンドでやってるんじゃなくてソロのボーカリストなのに。

そして最後に笑い声も入ってたりして、スタジオ一発録りなのかも。
何だかとっても明るいライブ感があって、バンドのみんながすごく楽しんでいる様子が伝わってくるような音なのです。
コレは是非、きら☆さんに歌って頂いてカバーしたいと思った次第。

というワケでボーカルはきら☆さんです。
きら☆さんとは、中村あゆみ版の雰囲気そのままに思いっきり楽しんじゃいましょう!、と決めてコラボに臨みました。
前回&前々回の「田園」「東へ西へ」 が、聞いてる方々を応援するイメージだったので、今回は自分がメイン、自分たちが楽しむべし、そんなテーマでござります。

きら☆さん、ノリノリの歌声でカッコえぇです!
聞いてるこっちまで楽しくなりまする。
ミックスも、ライブ感を出すためにギターの音には、それっぽいリバーブを深めにかけてるのですが、本当にライブやってるような気になれました・・・手前味噌でほんとスミマセン。

きら☆さんは、ギターソロ時の相の手(?)や最後の笑い声まで完璧に再現してくださいまして、もう雰囲気最高であります。
どうか曲の最後の最後まで聞いてやっておくんなさいまし。


使ったギターはJames Tyler。
音の方はキーを1音下げた関係で、プラグインの AmpliTube と Guitar Rig で作りました。
ギターはスライドバー奏法が出てくるんですけど、ギターソロは普通に弾きながら所々でバーを使ってる感じなんですな。
バーを小指にはめてるのかも。
申し訳ないけど、小指用のバー持ってねぇし、そもそも自分は小指にバーはめた状態で普通にギター弾けないし、ってコトでスライドパートは別録りで貼り付けましたゴメンナサイ。

 



ちなみに中村あゆみ版のアレンジ&ギターを担当された鎌田ジョージさんは、2年前に亡くなったそうです。
享年58才。ご冥福を。



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島谷ひとみの「市場へ行こう」

島谷ひとみカバー第三弾は「市場へ行こう」でございます。

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この曲も好きなのですな。
でもオリジナルはとっても凝ったアレンジでして、とてもじゃないけど自分には出来そうも無いオケなんですわ。
いつもお世話になってるヤマハ・データショップにMIDIデータもないし。

コレは無理だと諦めていたところ、ボーカルの谷口架音さんから、メランコリック・ヴァージョンなるアコギ版があると教えて頂きまして、確認したところコレがアコギとベースとパーカッションのみという超シンプル構成。
これならイケるんじゃネ、ってコトで出来たのが今回のカバーでございまする。

このバージョン、メランコリック・ヴァージョンと言ってますが、用はフラメンコギターのアンプラグド版ですな。
フラメンコギターの情熱的な演奏がとってもカッコ良い!
ラスゲアードでギターをかき揚げる、もとい掻きむしる、いや、かき鳴らす激しさ、キレの良さが素晴らすぃ。

なのですが、フラメンコ素人な自分は、スペインにも行った事ないし、ラスゲアードなんて到底無理なんで、冷めた発泡酒みたいなキレもコクも無いヌルさになっちゃってますが、谷口さんのステキな歌声に免じてどうかご容赦下さい。


と言う訳で歌って頂いたのは「ANGELUS-アンジェラス-」
「やさしいキスの見つけ方」に引き続き谷口架音さんです。

島谷ひとみの歌はメロディもコーラスも凝っていて、とっても難しいと思うのですが、完璧に歌っていらっしゃるのがスゴいです。
その音感、自分にも分けて頂きたいと切に願いまする。

使ったギターは、Godinのエレガット。
エフェクトは、録音後にDAWでかけてます。


この曲、詩も良いんだなぁ。
独特の世界観に引き込まれまする。
「今は何も無いけど未来を君にあげる・・・」
自分みたいなくたびれたオヤジには眩しすぎるピュアさですな。

でもこの感じ、なぜか昭和のフォークソングを連想するのは私だけでしょうか。
かぐや姫の神田川とか・・・
古くてスミマセン。



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中村あゆみ「田園」


中村あゆみカバー第2弾は、玉置浩二の「田園」であります。
前回の「東へ西へ」同様、中村あゆみの“Voice Ⅲ”に収められてるバージョンをカバーしました。

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この曲、好きなんですわ。
確かオリジナルの玉置浩二版はTVドラマの主題歌だったような。
この曲が出た頃は、玉置浩二のソロアルバムを全部聴いていた頃で、この曲が入ってる“CAFE JAPAN”ももちろん買いましたがな。


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この曲を最初に聴いた時は、郷愁に駆られた歌、故郷や幼なじみに想いを馳せる曲、そんなイメージだった。
が、今、改めて聴いてみればこれは頑張ってる人たちに向けた応援歌ですな。
そんな風に思えるのは、発売から約25年も経って世の中が大きく変わったというコトも無関係ではありますまい。

ってなワケで「東へ西へ」と同じく、みな様に向けた応援歌というコトでカバーした次第。
ボーカルは前作同様きら☆さんであります。
きら☆さんは、今回もまた熱い想いを込めて歌って下さいました。
きら☆さんのボーカルからは、歌詞にもある「それで良いんだ~!」という想いが強く伝わって来ます。

ギターの録音には、ZOOM G11を使ってみた。

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写真はネットから借用です。
コレが使いやすくて気に入ったっす。

この手のマルチって、操作が複雑で取説読まないと使えないモノだけど、コイツは見ただけで何となく使えてしまう秀逸な操作性とデザイン。
・・・デザインは好みの分かれるトコかもしれんけど、ちゃんと操作性を考えた上でのデザインなので、文句は言えませぬ。

各パラメータをそれぞれ独立したツマミで操作できるってのも、今どきスゲーです。
音の方も、ま、好みはあると思うけど自分には全く問題なし、ってかZOOMのオリジナル・アンプシミュがいくつか入ってるのだが、それがどれも良い音で好印象。
もちろん今どきのマルチってことでPC上でのエディットもできるし、オーディオ・インターフェイスとしても使えるし、そこら辺も抜かりなし。

BOSS GT-1000 COREと比べるとサイズがデカいから、その点は使い勝手が若干悪いけれど、それ以外ではG11の方が使いやすい。
COREとの音の違いも自分には気にならないレベル、ってか録音してエフェクトかければもう違いは分からないのであります。

使ったギターはSuhr Modern(HSH)とヤマハのアコギA3Mだす。





カッコつけてないでやれるコトをやって
毎日何かをガンバっていればそれで良いのだ~っ!



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中村あゆみ「東へ西へ」


みな様ご存じ、井上陽水の「東へ西へ」をカバーです。
と言っても井上陽水版ではなく中村あゆみ版であります。
中村あゆみの男声ボーカル曲カバーアルバム「Voice Ⅲ」に収められてるヴァージョンです。

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コレがカッコ良くてですね、原曲はいかにもフォーク・ソングなんだけど、中村さんver. はロック!
カッコ良いロックなのです。

なのでコレをカバーしてきら☆さんに歌って頂きたいと思った次第。
もうですね、私の中では中村あゆみ = きら☆さんという図式が出来上がってるワケ。

で、中村あゆみ版はブルースハープ(ハーモニカ?)がとっても目立っててどうしたモノかと。
自分じゃブルースハープなんて吹けないし、打ち込みでブルースハープのニュアンスを再現するなんて絶対無理。

それでギターで補おうと色々試行錯誤してたら、何か中村さん版とはちょっと違う感じになってもうたような気がするけど、まぁいいか。
これがオリジナルのカバー、特にこんな名曲をカバーするとなれば、リスペクトの意を込めオリジナルを忠実に再現せねば、などと思うけど、カバー版を更にカバーするなら、ある程度の自由は許されるよね、なんて勝手に思っております。
ちなみに中村さん版はF#mとか、ギタリスト泣かせなキーで歌っていらっしゃいますが、コチラはキーEmで録りました。

というワケで歌ってくださったのは、前回の「Tokyo Rose」に引き続ききら☆さんです。
きら☆さん、こんな骨太な感じのロックを歌わせたら最高です。
陽水さんのスカした歌声も良いけど、この歌には、きら☆さんの歌声の方が合ってるような気がいたしますな。

使ったギターはJames Tyler。
音は先日手に入れたBOSS GT-1000 COREで作りました。
冒頭の低音ギターリフはDAWでオクターブ下げてます。



これ、井上陽水版は1972年の発売だそうです。
ってコトは、もう約50年前!?

たぶん陽水さん的には、好景気で世間が何かと熱くなってるのを傍から冷めた目で見ながら、皮肉交じりな「ガンバレ~、みんなガンバレ~」だったと思うけど、50年を経た今、改めて聴いてみれば、何だか世間を元気付ける応援歌みたいに感じますなぁ。

50年前の好景気な時代なら、盛り上がってる世間を冷めた目で見てるスタンスはカッコ良かったのだろうけど、現代だと、自分は汗もかかずに涼しい顔して「みんなガンバレ~」とか言ってるヤツはカッコ悪いと思うのです。

そんな東へ西へ時は流れて時代は変わるのね、なカバーでした。


※Music Trackにもアップしてます。

http://musictrack.jp/musics/88624



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中森明菜「Tokyo Rose」


中森明菜の「Tokyo Rose」をカバーしました。

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この曲、あまりヒットしなかったようですが好きなんですわ。
本格的なロカビリー。
髪型をショートカットにした中森明菜がロカビリーバンドのシンプル&ノリノリな演奏をバックに歌う姿は今、見てもとってもカッコよろしい!

なんでヒットしなかったんだろ?
ロカビリーだから?

大好きな曲なのでいつかやりたいと思っていたのだけど、ご存じのようにロカビリーってのはシャッフルのリズム。
跳ねたノリなのですな。
いつもハードロックのタテ乗りばっかやってる自分は、跳ねたノリが大の大の大の苦手。
跳ねて刻んでるつもりなんだけど、なぜか普通の8分になっとるという。

で、この曲、プロデュースはストレイ・キャッツのブライアン・セッツァー大先生。
ギターも先生が演奏なさったそうで、ノリだけでなく、演奏の方も相当の難易度なのです。

それでなかなか手を付けられずにいたのだが、きら☆さんが歌ってくださるコトになって、やっと重たい腰を上げることが出来ました。
が、3回くらい挫折しそうになって、きら☆さんに送るゴメンナサイ・メールの文面を考えたりしたのだけど、何とかカタチになった。

年末年始はコノ曲の冒頭のリフをずっと練習してた次第であります。
それでこの程度の仕上がり具合ってのは、大変不本意。
ブライアン先生の演奏も、細かいニュアンスが全く拾えてないし。
でも実力以上のコトは出来ないという世の理は、甘んじて受けなければ。


やっとオケが出来て、きら☆さんからノリノリなボーカル&コーラステイクが返って来たのは良かったのだけど、ミックスする時にまだ壁にぶち当たってもうた。
ロカビリーのリバーブ感、そしてクリーン&歪み具合が絶妙なバランスを保ってるギターの音。
その2つがなかなか良い感じにならなくてですな、大いに悩みましたです。

ネットで調べたらブライアン・セッツァー先生は、ローランドのテープエコーマシン+フェンダー・ベースマンの組み合わせであの音を作っていらっしゃるとのこと。
普通リバーブは最後に持って来るものだが、先生は頭に持って来てるそうな。
なんでそこを真似たら、それまでのリバーブ感が一変して良い感じになりました。

音の方は、結局、AmpliTubeとBOSS GT-1000 COREで作った音を混ぜて作ってみた。
両方、アンプはベースマンのシミュを選択してます。
でもなんか巻き弦をズクズクやった時に音が詰まる感じが気持ち悪いんだなぁ。
それがフェンダーアンプって言われたらそれまでなのだけど、ブライアン先生は、そんな詰まった感じが全くない良い音なんですよねぇ。


そんな諸々の事情があってやっと日の目を見た作品であります。
出来具合には満足しておりませぬが、全力尽くした感はあるので良しとする。
それにノリノリのきら☆さんのボーカルがステキなので、聞いてて楽しのであります。

使ったギターはPRS Brushstroke 24とヤマハのアコギA3M。
音は前述の通りAmpliTubeとGT-1000 Coreで作りました。




やっぱ良い曲ですよねコレ。
きら☆さんのお声も、とっても良い感じにマッチしてますなぁ。
ちょっとギターの方がアレですけども、大好きな曲をコラボ出来て良かったです!
きら☆さんには改めて感謝感謝であります。



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BOSTON "Don't Look Back"

 

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みな様ご存じの名曲、ボストンの“Don't Look Back”であります。
いつかはやってみたいと永年想い続けて早数十年。
やっとカバーすることが出来ました。

この曲、色々な意味でスゴいですわな。
計算し尽くされた感のあるメロディ、構成、Vo&コーラスの美しさ。
そしてギターの音とアレンジ!
インパクト大なカッティング、メロディアスなソロ、これ以上ないという位の完璧なハモリと、それらを心地良く奏でる独特な音。
これはもうロックの歴史に残る名曲であります。

そんな曲をカバーするとなれば、レスペクトの意を込めてオリジナルの忠実な再現を目指すしかない。
そう意気込んで取り組んでみた。・・・まぁ意気込みだけは。


歌ってくださったのはG Forceさんです。
G Forceさんには無茶振りしてしまったようで申し訳なかったです。
やっぱコレ、キーが高過ぎ。
でも、音作りには拘りたいし、キーを下げて曲の雰囲気が変わるのは避けたいし、と言うことでチューニングで対応できる半音下げで歌って頂きました。

無理難題を押しつけてしまったにも関わらず、G Force、正確なピッチで歌ってくださいました!
ちゃんと高音も出てる。スゴい!
この曲の特徴であるハーモニーの美しさも完璧に再現! 素晴らしい!
G Forceさんに歌って頂けてホント良かったです。

で、ギターの音作りに関しては色々と試行錯誤を。
この曲やるには、あのトム・ショルツの音、ロックマンを使った音が必要不可欠なのですな。
当初、Kemper ProfilerかFractal AXEの、ロックマンを再現したプリセットを使うつもりだったのだが、使ってみるとソロは良い感じでも例のカッティングが何か違う・・・

他にもロックマンの音を再現したモノはないか探したら、ちょっと前に出たAmpliTube“Joe Satriani”にロックマンX100のシミュが入っていることが分かりまして、思わず手を出してしもうた。

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コレが結構良い雰囲気で、それ使うことに決定。
ソロ&アルペジオにも全部AmpliTubeのロックマンX100を使いました。
ギターはソロにPRSのMcCarty594、それ以外はJames Tylerを使用。

ミックスにもかなり時間をかけたのだけど、この曲、ギターのアレンジが見事だから、多少ラフなミックスでもキレイに聞こえちゃいますよね。
その分、気は遣ったけど、長年憧れたあの感じを再現出来てとってもハッピーな作業でした。
・・・ま、再現出来たと言えるかどうかは別問題だけれども。

結局一番大変だったのは、冒頭一発目のソロだったりする。
ベンドダウン気味に入って即アップ、そしてまたダウン。微妙な音程をキープするのが難しい。
更にその後のベンド&ビブラートも絶妙なタイミング。
更に更にその後の3連符もどき。
変則的に弾いてるのだろうけど、なんかミスしてるようにも聞こえる微妙な速弾き。

それらのニュアンスをちゃんと再現しないと、冒頭からどスベり間違いなし。
なかなか弾けなくて、たぶん50回くらい弾き直したんじゃないだろうか。
それでもまだ何か違う気がする・・・。
スミマセン、どうかコレで勘弁してやってください。

ギタリスト個人のフィーリングが色濃く反映されてるフレーズって、聞く分にはカッコ良くて好きなんだけど、コピーするのはホント苦手だす。



これでまたバケットリストの1曲をチェックすることが出来申した。
協力してくださったG Forceさんには感謝の念が尽きませぬ。
本当にありがとうございました。
いやぁ~今回もまた楽しいコラボでありました。


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