「恋人がサンタクロース」松任谷由実カバー
この時期の定番、ユーミンの「恋人がサンタクロース」であります。
松原正樹ファンとしては、この曲もいつかカバーしたいなと思っとりました。
ユーミンの曲を聴き始めたのは、確か「埠頭を渡る風」からだったような。
それまでにも荒井由実時代の「卒業写真」とかは聞いたことがあったけど、
レコードをレンタルしテープにダビング、なんてコトを始めたのがその辺り、
高校生の頃でした。
当時は「昨晩お会いしましょう」が出たばかりで、
アルバムの中の「カンナ8号線」のギターが大衝撃でドッカ~ンと。
このカッコ良いギターは誰が弾いているのだと、
アルバムのクレジットを見て松原正樹さんの名前を知ったのでした。
それ以来、ユーミンのレコードを借りまくり。
この「恋人がサンタクロース」のギターも、お気に入りになりました。
そんなワケでこの曲、自分にとっては、もう松原正樹さんなのです。
美しいギターのハモりと、他の曲とは微妙に違うギターサウンド!
このギター、ちょっと毛色の違う音ですわな。
カバーに当たっては、当然その音色の再現を目指しました。
ネットで調べたらこの時期、松原さんはライン録りだったそうな。
そう言われれば、ラジカセにエレキ直に繋いで録音したような、
懐かしいチープ感も漂ってます。
それ狙ってマルチエフェクターでキャビネットシュミュ外してみたりしたけど、
なんか痛い音になるだけでした。
これはダメだと断念。残念。
さらにはこのギター、良~く聴くと片chだけノイズが入ってたり、
音を切るタイミングが左右で違ってたりしてます。
どうもハモり部だけギターを重ねるのではなく、
全編ユニゾンで弾いてハモり部だけ別フレーズ、ってパターンらしい、
そう気づいてからは作業がスムーズに進み申した。
そんなこんなでギターはJames Tyler、アコギはヤマハのA3M、
エフェクターはFLACTAL AXEで、コーラスの掛かり具合も肝だと思ったので、
そこはBOSSのMD-500を。MD-500は色々試した結果、
一番しっくり来たディメンションモードでユラユラと。
ギター以外のパートはヤマハミュージックデータショップで手に入れた
MIDIデータを使って楽させてもらいました。
だいぶデータはいじりましたけれども。
歌って頂いたのは美姫さんです。
OKMusic - 美姫さんのページ
美姫さんは作詞作曲アレンジなんでもござれな才女様なのですが、
歌もすごくお上手なのです。
とっても優しい声なのに、ギターが目立つアレンジの中で、
しっかりその存在感を主張しているのがスゴいです。
この美しい歌後を聞いていると、何というか優しい気持ちになれますな。
やさぐれた心が癒やされまする。
子供の頃の楽しかったクリスマスの雰囲気を思い出します。
この懐かしさ、暖かさがみな様に届きますように。
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