Java Joe

カナダで暮らすギター好きなオヤジのブログ ☆ since 2012

FRAGILE / STING


スティングの“FRAGILE”であります。
実は20代の一時期スティングにハマりまして、ポリス解散後、初のソロアルバム“The Dream of the Blue Turtles”、そしてこの曲が入ってる2枚目のソロアルバム“...Nothing Like the Sun”、その2枚をヘビロテしてました。

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落ち込んだ時によく聞いていたような気がするのだが、なんで落ち込んでいたのかは思い出せなかったりする。
ま、若者は意味もなく落ち込むものなのでしょう。

それでもこの曲を聞くと、当時の心情がよみがえるような気がします。
「琴線に触れる」ってヤツですな。


ボーカルはアルコデさんです。
アルコデさんとは久々のコラボになりました。
アルコデさんは哀愁を帯びた声がステキなんです。
哀愁を帯びながらも澄んだ声、ピュアな感じが、この曲のもつ美しく哀しい雰囲気にとてもよく合っています。
暗~い曲なのに、重くならないのがサスガなのです。

オケはヤマハデータショップのMIDIデータに、色々と手を加えて使いました。
ギターはGodinのエレガットのライン録りです。
ガットギターの音色も、この曲の肝ですわな。



改めて調べたらこの曲が世に出たのは1987年で30年以上も前の話。
ってことは、自分がヘビロテしてたのも30年以上前ってコト。
ついこの前のような気がしてたけど30年も前ですか。早っ!
時の経つのが早すぎて落ち込むわ~。

落ち込んだ時には音楽を聞くに限ります。
昔も今も音楽には助けられておりますな。

アルコデさん、ステキな歌声をありがとうございました!


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プライマル。/ THE YELLOW MONKEY


イエロー・モンキーのプライマル。をカバーしました。
イエロー・モンキー好きなんです。

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18年前(もうそんな昔の話!?)に活動休止した時には泣きました。
当時(今でも)、イエモンは日本でほぼ唯一の自分と同世代のロックバンド。
自分にとっても唯一無二の存在でした。

活動休止と聞いて、日本のロックは終わったと本気で思いましたとさ。
今では他にも良いアーティストが大勢いると分かってますけど、当時は無知でした。

それでも日本では、70~80年代の洋楽をルーツとする正統派ロックバンドとして、イエモンは唯一の成功例なんじゃないかと思うのです。

そしてご存じのようにイエモン再結成!
運良く、NHKのSONGSにイエモンが出演した2016年と先月の放送と、その両方を見ることが出来たのだけど、感動でしたねぇ。

これはまたイエモンをカバーするしか無いと思ったのです。
2016年の番組を見た時にも同じように思ったのですが、機会を逃してしまいまして、それで今回は満を持してのGOなのでした。

やるならこの曲、プライマル。
コレ、旅立ちとか門出の歌ですよね。
活動休止後、最後のメッセージとしてこんな曲を発表するのがカッコ良いと思うのです。
そしてライブで演奏される機会が無かったこの曲を、活動再開後のライブのオープニングに持ってくるってのもまた、最高にカッコ良い!


そんなワケでボーカルはBADGEさんであります。
BADGEさん、しばらくブランクが空いていたそうですが、それを全く感じさせない熱い歌声がサスガです。
やっぱイエモンやるなら、それはもうBADGEさんなのです。

ギターはJames Tyler、音はKEMPER Profilerに、J.ROCKETT“ARCHER”の組み合わせです。
そうそう、ギターと言えば、この曲を仕上げようとしてCUBASEのファイルを開けたら、ギターデータが無い!
ギターの全トラックとも、音が消えていたのでした。

もうパニックであります。
それで冷静になって考えてみたならば、数日前に「名称未設定」なるフォルダがいくつも出来てたので、そいつら全員抹殺したことを思い出した。
恐らく、そのウチの1つにギターのデータが保存されていたのではないかと推察され。

CUBASEに未だ慣れてなくて、初期設定でオーディオデータの保存場所を指定してなかったというワケですな。
CUBASE君にはもうやられっぱなしって話であります。

データの復活を試みるも(ネギトロさん、その節にはお世話になりました)上手くいかず、結局ギターは全部弾き直しました。
凝ったギターじゃ無くてホント良かったです。

そんな思い入れと苦労のあったプライマル。どうぞお楽しみください。
 

 

THE YELLOW MONEY 19年振りのニューアルバムが発表されたこの時期に、この曲をカバー出来るなんて何たる幸運!
BADGEさんには改めて感謝感謝であります。


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星空のディスタンス / THE ALFEE


ボっとしてるウチに平成が終わってしまいました。
チコちゃんに怒られそう。

そんなワケで星空のディスタンス by THE ALFEEであります。
スピッツの「チェリー」に続き、otoharuさんとコラボさせてもらいました。

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次はロックな感じでと言うコトになり、この曲をやることになったのですが、コレ、もう35年も前の曲なんですな。
古さは感じなくても、ロックという観点だとちょっと物足りなさが否めない。
発売当時はカッコ良い曲だと思ったんですけど、さすがに35年も経つとねぇ。

そんなコトを考えてたら、otoharuさんがカッコ良いライブ映像のことを教えてくれました。
↓コレです。



お~ しっかりロック。ってかヘビメタっぽい。
高見沢さんの使ってるギターがアレですけども・・・

で、この感じでスタジオ版はないのかと探したらあるではないですか。
「ALFEE GET REQUESTS」というアルバムに収められたバージョンです。
正にライブ・アレンジで再録音したものらしいです。

このバージョン、特にドラムがヘビメタしててなかなかカッコ良いのであります。
そんな次第で、このバージョンをカバーすることに決定。
が、そこで一つ問題が・・・。

オケ製作には、ヤマハ・データショップのMIDIデータを使ったのですが、そいつはオリジナル版アレンジのデータなので、2012年版の冒頭に入ってるピアノ伴奏のデータがないのです。

この美しい調べはぜひ入れたいけど譜面はないし、ピアノの耳コピなんで私には到底無理な話であります。
そこでいつもお世話になっている美姫さんにすがったワケ。

美姫さん、ご快諾頂いた上、速攻で完璧なピアノ伴奏データを作ってくださいました。
ありがたやありがたや。
もうね、ホント完璧なデータだったんです感激ですモチは餅屋です。
美姫さんには改めて御礼申し上げ奉りますです。

他にも、2012年版ってことでドラムやオケヒットの音等、元のMIDIデータにかなり手を加えております。
ギターはTom Anderson Angel、エフェクターはKemper Profilerを使いました。



 

otoharuさんの熱唱が素晴らしい!
otoharuさんは、バラード歌わせると最高の方なのですが、こんな力強いのもOKなのですな。
今後もハードとソフト、硬軟織り交ぜた歌声をお聴かせ願いたいです。です!

 

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ネオクラシック?


美姫さんオリジナル作品のリミックスシリーズでございます。
コレで何曲目だ?

美姫さんに、他にも私がリミックス出来そうな曲はないかとお尋ねしたところ、
古い秘蔵作品を蔵の奥から探し出してくださいました。
蔵出し秘蔵音源リミックスというワケです。

今回のお題は「テンペスト」
これまでもクラシック調の作品が多かったのですが、
コノ曲もまたクラシック調でロックなカッコ良さでございます。

クラシックとロックの融合とか聞くと、リッチー・ブラックモア先生を思い浮かべる世代なので、この曲を初めて聞いた時にも、リッチー先生の雰囲気を感じたのだけど、具体的にそれが何なのかは分からなかったんです。

オリジナルはかなり短い曲だったので、それを延ばしてギターソロなんぞを入れる隙間を作ってアレやコレやと作業をしている間も、リッチー先生の雰囲気の正体は不明のまま。
で、ギターソロを考えてる時に、あのフレーズが降りてきた次第。
お~っ、コレか!

それからというもの、BURNのフレーズから離れられなくなりました。
ココは開き直って、リッチー先生へのトリビュートってことで、謹んでギターソロを弾かせて頂きました。
いや、パクりじゃないって、トリビュートだってば。

ギターはTom Anderson Angel、音はFlactal AXEを使ってます。





音作り、構成等には大いに大いに悩みましたが、終わってみればこれまた楽しいコラボでありました。
美姫さん、またまたどうもありがとうございました。


Music Trackでの公開ページはコチラ↓

Joe:テンペスト - ミュージック : musictrack



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「六本木心中」アン・ルイス


4年前に録った曲をリミックスしました。
アンルイスの「六本木心中」であります。

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この曲、好きだったんですよね。
アンルイスのボーカルも良いし、北島健二さんのギターも良い!

アンルイスと沢田研二は、歌謡曲とロックの垣根を壊したお方だと思うのです。
このお二人がいなかったらJポップなんて言葉は生まれなかったかも。

アンルイス以降、レベッカが出て来てその流れがJ&Mや相川七瀬に引き継がれ
日本のロックはガールズのモノになったような気がします。
大人の女性ロックボーカルが不在になりました。

もっとロックを歌う女性ボーカルが出てきても良いと思うのですが、
きっとニーズは少ないんだろうなぁ。


と言うワケで歴史に残るこの名曲「六本木心中」。
ボーカルはK'coさんとBADGEさん、Keyがひょい。さんという
豪華メンバーでのコラボであります。

当時、ボーカル未定のままオケを作っていたのですが、ひょいさんに相談したところ、K'coさん、BADGEさんを紹介して頂いたのでした。
そしてひょいさん経由でお二人に打診したところ、ちょうどTV番組「夜のヒットスタジオ」で放送された吉川晃司とのデュエットバージョンをやろうと企画していたとのこと。
それでタイミングが合って、このコラボとあいなりました。

思えば、それから私のコラボ人生が始まったようなものです。
みな様方には大変お世話になりまして、改めてお礼申し上げます。

リミックスに当たって、ドラム&ベースは再度打ち込み、新たな音源で鳴らしてます。
バッキングギターもKemper使って録り直しました。
リードギターは4年前の音源をAmpliTubeで再度色付けしてます。

 


実はリードギターも録り直してみたのです。
が、録ってはみたものの、4年前の演奏の方が出来が良い・・・
う~ん、腕が落ちたのか。
いや、きっと五十肩の痛みのせいです・・・ってかそう思いたい。

これ以上衰えぬよう、これからは精進します。


以前の音源はコチラ↓ 

アン・ルイス「六本木心中」: Java Joe



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スピッツ「チェリー」


平成も、もうすぐ終わりですな。

思い返せば平成初期、時代はカラオケブームでありました。
自分の周りでもカラオケが流行り始めたのは、ブームに遅れること数年後。
その頃はアフター5にカラオケに連れて行かれることが、月数回ありました。

当時、メンズ達はミスチルやスピッツをよく歌ってました。
ミスチルやスピッツは流行の最先端という位置付けだったような。
ミスチルは結構好きでCD買ったりしてたけど、
なぜかスピッツには食指が動かなかったんです。
やがてカラオケブームが去って、スピッツも聞かなくなりました。

そして時は流れ平成も終盤にさしかかった頃、
スピッツを聞く機会がありまして、改めてちゃんと聴くとこれが良い感じ。

アコースティックのイメージが強かったけど、実はエレキがメインのアレンジ、
派手さはないけどツボを押さえたギターフレーズ、
バラエティに富んだギターの音色、等々・・・
諸々もろに好みなのでありました。

と言うワケでいつかカバーしたいと思っていたスピッツ。
念願叶って今回「チェリー」をカバーすることが出来ました。

歌ってくださったのはotoharuさんです。
otoharuさんの美声は小田和正を歌わせたら無敵なのですが、
やっぱり上手なお方は何を歌わせてもお上手なのです。
スピッツ歌っても必聴の素晴らしさであります。

ギターはTom Anderson the Classic、音はFRACTAL AXEで作りました。
カラオケにはヤマハ・データショップのMIDIデータを使ってます。



Sound Cloud画面の写真はニューヨークで撮ったものです。
ハドソン川沿いの遊歩道の一部が桜並木になっていて、
“CHERRY WALK”と名付けられてました。

otoharuさんの歌、良いですなぁ。
哀愁を帯びた感じが、この曲にピッタリ。
ステキな歌声をありがとうございました。


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神々の詩


すっかり月一更新ペースになってしまったこのブログ、マズいです。
でもギターはしっかり弾いとります。

で、またまたまたまた美姫さんのオリジナル曲をリミックスさせて頂きました。
今回のお題は「神々の詩」
も~ですね、タイトルからして雰囲気たっぷりのカッコ良さなのであります。

この曲は、美姫さんがOKMusicというサイトに投稿されたモノで、
(残念ながらOKMusicは、先日閉鎖されてしまいました)
ギターは打ち込みによるシンセで再現されていました。

それでも十分なカッコ良さだったのですが、やっぱりギター弾きとしてはですね、
リアルギターで弾いてみたいと。
こんなカッコ良いリフなら尚更自分でやってみたいと思うじゃないですか。

それで美姫さんに頼み込んでデータ一式頂いたのですが、原曲のキーはDm。
リフでベンベン鳴ってる音がDなワケです。
ならチューニングはドロップDかなぁと思ったら、更に低いCの音も。

コレはアカンってことで、オケを4度上げてキーをF#mで弾きました。
あ~7弦ギターが欲しい・・・
でもその前に欲しいギターがたくさんあるんですよねぇ。

そして一通り録り終わった後で、DAWの機能を使って録音した音源を下げ
キーをDmに戻してみたら、なんか違和感が。
音を下げると、巻き弦の金属感やタイト感が損なわれるような気がするのです。

耳がF#mに慣れちゃったせいもあるかと思うのですが、
やっぱり低音の迫力を出すには、ただ音を下げればいいってもんではないのですな。
ちゃんとそれなりの音作り、フレーズ作りが必須なのだと分かりましたです。

それで美姫さんと相談した結果、ギターに合わせ4度上げということになりました。
やはり通常のギターだと、ここら辺の音域に一番旨味があると思われます。


そんなわけでギターはTom Anderson Angelを使いました。
外部エフェクターを使って歪ませた音で録っちゃうと、DAWで音を下げた時に
音質の劣化が目立つので、それを避けるために今回はAmpliTubeで音作り。

AmpliTubeで音を作る場合、録音されるのはギターの生音なので
音を下げても劣化が目立たない、ってか歪ませちゃえば差が分からないのですな。
やっぱプラグイン・アンプシミュって便利だよなぁ。
先日入手したBIAS FX2も、試しにちょこっと使ってます。


今回は美姫さんが作ってくださった動画でどうぞ。
画像が曲のイメージに合っててカッコ良いのです。




ちなみにコノ曲を録る時、こんなストーリーを連想して、
そのイメージで音を作ってみました。

独自の進化を遂げたAIに支配された近未来の世界。
厳しい管理の下、人類に許されたのは信仰の自由のみ。
人々の矛盾に満ちた信仰心、そして神という概念は、AIには理解不能なものだった。
信仰を隠れみのに人類は、AI支配からの解放を目指し、レジスタンス活動の体制を整えつつあった。
人類の切り札は、天才プログラマー“M”が作った全く新しいソースコード。
人々はそれを、畏敬の念を込め『神々の詩』と呼んだ。

・・・雰囲気出てますかね。

美姫さん、今回も素敵な曲と楽しい時間をありがとうございました。



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