Java Joe

カナダで暮らすギター好きなオヤジのブログ ☆ since 2012

カルメン・マキ&OZ「空へ」


カルメン・マキ&OZの「空へ」をカバーしました。

f:id:Joe-009:20201207080842j:plain


カルメン・マキさんと言うと、子供の頃に「時には母のない子のように」をかすかに聞いた覚えがあるくらいで、この曲も今回初めて知ったのだけど、良い曲ですなぁ。

歌ってくださったのは 「青空、ひとりきり」 「嵐の素顔」のきら☆さんであります。
実はこの曲はきら☆さんのリクエストでカバーすることになった次第。

この曲、調べたら1977年発売のカルメン・マキ&OZ3枚目のアルバム「Ⅲ」に収められてたそうで、バンド自体は発売の直前に解散したらしい。

この時代の日本のロックバンドって、実はほとんど聞いたことがありませぬ。
何というか洋楽のマネじゃん、みたいな先入観があって、聞く気になれなかった。
ホント食わず嫌いでしたスミマセン。

ちゃんと聴いてみればどうしてどうして。
レベルの高いテクニックに裏打ちされた強烈な個性を感じますな。
その、海外バンドとは全く違う個性、バンド・カラーは、わびさびと言いますか、日本らしさとでも言いましょうか、とにかく日本人にしか出せないモノだと思われ、とっても好感が持てまする。

特にこの曲のギターがスゲーですな。
冒頭のチョーキングからしてもうタダ者じゃない。
この絶妙な音程をキープするのって、非常に難しいワケで、ギター弾きとしての腕を試されてるような、そんな強烈なチョーキングであります。
しばらくギター弾くのサボってた後で指先柔らかい時にコレ弾いたもんだから、ホント指先裂けるかと思ったわしばらく痛かったわ。
音程が微妙にずれているのは指の痛さ故だと察してください言い訳させてくださいホントすみません。


そんなワケで歌ってくださったのは前述の通りきら☆さんであります。
オケはギター意外打ち込みです。
キーを1音下げて録ったので、バッキングのギターはオリジナルキーで演奏&録音したモノをDAW機能で1音下げてAmpliTubeで音を作っとります。
ギターソロ部は、レギュラーチューニングのギターでオケに合わせて演奏&録音。
音はKemper ProfilerとBeyond Tube PreAmpの組み合わせ。
使ったギターはSuhr Modern。


最初は70年代のイメージでちょいローファイな感じの音にミックスしようかと思ったのだが、なんか曲の良さ、迫力をスポイルしそうな気がしたので、今どきの音のイメージに路線変更。
そしたら王道ハードロックってな感じになって結果オーライ、と本人的には思っておりまする。




きら☆さん、リクエストしてくださっただけあって、情感たっぷり、想いのこもった見事な歌いっぷり。
この曲の良さを更に引き立ててますなスバらしい。

きら☆さんのおかげで隠れた名曲を知ることが出来たし、今回もステキなコラボでありました!



ブログランキング参加中です。
良ければクリック願います。
(ランキングページに飛びます)

にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
にほんブログ村