Java Joe

カナダで暮らすギター好きなオヤジのブログ ☆ since 2012

SHOW-YA「勝手にしやがれ」


SHOW-YAの「勝手にしやがれ」をカバーしました。
この歌、オリジナルは皆様よくご存じの沢田研二、ジュリーであります。
SHOW-YA版は2015年発表のカバーアルバム“Glamorous ShowⅡ”に収められております。

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このカバー集がカッコ良くてですね、ぜひ1曲やりたいと。
そこで男声の曲でSHOW-YAの寺田恵子さんのイメージと言ったらもうこの方、きら☆さんしかいないと思い、ボーカルをお願いした所、ご快諾頂きまして、昭和の歌姫シリーズ番外編ってなノリでのコラボと相成りました。

ところでこのSHOW-YA版、チューニング半音下げで演奏してる模様。
コラボ版の方はきら☆さんの声に合わせて更に1音下げるコトに。
となるとチューニングでの対応は無理なので、録音後にDAWの機能を使って音を下げるコトにした。

なので、まずはオリジナルと同じキーでオケ製作開始。
出来たオケに合わせて半音下げチューニングのギターで演奏&録音という手順です。

録音には最近メインで使ってるギター、Suhr Modernを使おうと思ったのだが、このギター、ブリッジがフローティング状態で、トレモロのバネは2本しか入れてないから、テンションがちょっと緩いのです。

そいつでチューニング下げるとなると、色々調整が必要になってくるので、今回はブリッジがボディにベタ付きのJames Tylerを使うことにした。
James Tylerもバネは3本しか使ってないけど、半音下げてもブリッジがちょっと浮く程度。
調整は不要なのでラクなのです。

が、一通り録り終えて、最後のギターソロに取りかかったトコで問題発生。
なんとギターソロに24フレットが出てくる!
24F使うのって初めてコピーしたかも。

実際は半音下げなので23Fの音だけど、普通のギターはご存じのように22Fまで。
James Tylerも22Fしかない。

そこだけ24Fのギターを使おうかとも思ったが、よく考えたらコレ、1音下げでオケ作ってるワケで、24Fの音も半音下げ+1音下げだから、実際は21Fの音。
なので、ずっと半音下げでオリジナルを聞きながら演奏&録音してたのを、その一箇所だけオケを1音下げた音に合わせて演奏&録音した。

つまりは継ぎ接ぎソロってことで、一発録り派の漢な方から見れば邪道ですが、宅録派の自分は何でもアリなのでスミマセン。

ちなみに録音した音はエフェクト無しの生音です。
それをDAWで1音下げてプラグインのAmpliTubeに通して音を作った。
歪ませた状態で録音して、そいつの音を下げると、若干違和感のある音になるのだが、生音で録音し、それを下げてアンプシミュに通して歪ませても、ほとんど違和感のない音になりまする。
もちろん録音してる時もAmpliTube通した音をモニターできるから問題なし。
デジタル技術万歳。

そんなこんなで使ったギターは前述の通りJames Tyler。
音は久々にAmpliTubeで作りました。



 


オリジナル版より3音(半音6個分)下がってる曲を更に1音下げてるので、独特の雰囲気になって迫力増したような。
男声の曲なのに違和感を感じさせないきら☆さんのボーカルもステキです。
迫力&色っぽさが妖艶な雰囲気をかもし出してて、大人のロックな感じが良いですな。

今回もまたとっても楽しいコラボでありました。
きら☆さん、ありがとうございました!


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http://musictrack.jp/musics/86185



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