Java Joe

カナダで暮らすギター好きなオヤジのブログ ☆ since 2012

BLACK SABBATH "Paranoid"


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ご存じブラック・サバスの「パラノイド」でございます。

いつもお世話になっている熱い漢ボーカリスト、daitakaさんの「オジー・オズボーンを歌ってみたい」というリクエストに応えるべく、ブラック・サバス時代のこの名曲をカバーした次第。

80年代ヘビメタは大好きだし、お爺さん、もといオジーさんも好きなのだが、良く聞くのはオジーさんがソロになってからの曲で、ブラック・サバスの曲はあまりよく知りませぬ。

そんな自分でも、この曲は別。よ~く存じ上げております。
コレは元祖ヘビメタ。ここからヘビメタが始まったと言っても過言ではない・・・なんて誰かが言ってたような気がする。

1970年の発表だから、ディープ・パープルのマシンヘッドより2年早い。
ってことはスモーク・オン・ザ・ウォーターやハイウェイ・スターよりも古い曲なのですな。

この曲はアレンジ&音の作りが、ハードロック&ヘビメタの基本形って感じなのだけど、それはつまり、みながマネしたからこの形がスタンダードになったというコトですわな。
そう考えると、ブラック・サバスってスゴいバンドだったんだなぁ。

これ、オジーさんのライブでも定番曲なので、オジーバンドの歴代ギタリスト、それぞれのバージョンが楽しめます。
やっぱランディ・ローズやザック・ワイルド版が好みで、カバーもそのイメージで、と最初は考えたのだけど、daitakaさんとも相談した結果、ここは元祖ヘビメタに敬意を表し、ブラック・サバス・レスペクトというコトで、オリジナル版の再現を目指すことにした。

使ったギターはTom Anderson Engel。
半音下げで録ったので、ブリッジベタ付きにしてるこのギターを選びました。
エフェクトはBOSS GT-1000 Coreを使用。
オリジナルのファズっぽい感じを目標に音を作ってみた。
ソロはオクターバーかました音を混ぜてます。



daitakaさんのボーカルがいつにも増して熱いですなぁ!

最初、daitakaさんとオジー・オズボーンのイメージが結びつかなかったのだけど、ちゃんと自分の歌として歌いこなしているdaitakaさんはサスガであります。
フタを開けてみればなんの違和感もないボーカル、と言うかピッタリはまってオリジナルよりもロックなスピリットを感じてナイスです!

こんな70年代のハードロック&ヘビメタも良いですなぁ。
古くさいなんて感じてた頃もあったけど、今は逆に新鮮に聞こえるのは、きっと自分が古くさい人間になったからなのだと思われます。



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The Beatles "Blackbird"


前回の竹内まりや「マージービートで唄わせて」に引き続きリバプールサウンドを。
ご本家、ビートルズの“Blackbird”であります。

なぜこの曲かと言うと、アコギの曲をやりたかったからなんですな。
遅ればせながら、先日コンデンサーマイクを入手しまして、アコギのマイク録りを始めたのです。

これまではエレアコをライン録りしてたのだけど、どうもその音が気に入らず・・・
弾きながら聴いてる音と、録音された音が違いすぎる!
やっぱりアコギをキレイに録るにはマイクが必要だと思ったワケ。

 

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手に入れたのはコイツ。やっぱここは日本のメーカーでしょ。
で、ある方からアコギならこの曲を、とのリクエストを頂き録ってみようかと。

"Blackbird"は歌も演奏も皆様ご存じのポール・マッカートニーで、とっても有名な曲だからネットにスコアや演奏動画がたくさんあった。
コピーにはそれらを参考にしたのだけど、実際に弾いてみると何か違う・・・
一見、いや一聴か? 普通の3フィンガーアルペジオに聞こえるのだが、なんかストロークも加わってるような・・・

気になって調べたらポールさん、3フィンガーじゃなくて2フィンガー奏法だそうで、人差し指で弦をはじきながらストロークも入れてるという話。
よく調べてみれば、ちゃんと2フィンガー奏法のカバー動画もアップされてました。

自分もマネして指2本で弾いてみたのだけど、ちょっと無理。
ポールさん、スゴいです。たぶん単なるクセなんだろうけど。
なので、指3本使ってストロークも混ぜて弾いてみた。


歌ってくださったのはG Forceさんです。
ポールさんのような澄んだボーカルの曲にはピッタリだと思いお願いしたところ、G Forceさんもこの曲には思い入れがおありとのことでご快諾頂きました。
ステキなコーラスも入れてくださりまして、単なるカバーではなく、ちょっとオリジナル風になっておりまする。

口笛によるトリのさえずりもG Forceさんによるものです。
これまた多才なG Forceさんによる動画でお楽しみ下さいませ。

使ったギターは最近手に入れたMartinの000-28。
前述のオーディオテクニカのマイクで録ってます。





G Forceさんの歌声、癒やされますなぁ。
ステキな動画に仕上げて下さいまして感謝感激であります。

ギターの方は、演奏はともかくとして、音だけはちゃんとアコギっぽくなったので良かったです。
が、エレキに慣れた身としては、アコギのマイク録りって一気に録らないと音が変わっちゃうのがキツいキツい。

マイクや自分の座ってる位置がすれたり、弦をはじくポジションが変わるだけで音が変わりますわな。
今回の録音でも、間違えた箇所をパンチインで録り直したら、そこだけ音が全然違ってしまい、結局全部録り直す羽目になった。

アコギは良いなぁと感じつつ、やっぱ大変だよなぁと痛感。
でもめげずに頑張るのです。



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竹内まりや「マージービートで唄わせて」


竹内まりやの「マージービートで唄わせて」をカバーしましたです。

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竹内まりやさんも大好きなのですが、恥ずかしながらこの曲は聞いたことがなかったのです。
いつもステキな歌声を披露して下さるきら☆さんからリクエストを頂きまして、カバーすることになった次第であります。

マージービートとは、いわゆるリバプールサウンドのことで、竹内まりやがビートルズに憧れた自身の少女時代を歌った曲だそうです。
自分が洋楽を聴き始めた頃、既にビートルズは解散してたけど、それでもレコード屋の洋楽コーナーにはビートルズのレコードがたくさん置いてあって、まだまだ洋楽ロック&ポップスの主役でした。

後期の名曲“Let It Be”や“Hey Jude”が自然に耳に入ってきて彼らの存在を知り、遡って初期の“Help!”や“She Loves You”にハマる、そんな流れが当時の洋楽ビギナーによくあるパターンだったと思われる。

かく言う自分も、一時期ビートルズ初期の曲にハマり「これがロックかぁ」なんて思ってたのだけど、今思えばそれらの曲がマージービートだったのですな。

コレ、84年発売のアルバム“VARIETY”の中の1曲なんだけど、このアルバムは結婚後の復帰第一弾アルバムで、旦那の山下達郎さんが全曲アレンジを担当してるらしい。
この曲は歌詞だけでなくアレンジ&音作りもマージービート・レスペクトなのか、60年代の雰囲気になってるのが楽しいのです。

ネットで見たライブ映像では達郎さんがアコギで参加してたけど、レコーディングでも達郎さんがアコギ弾いてるのかなぁ?
良く聞こえなかったので普通に弾いちゃいましたけど、何かクセのある独特なストロークのアコギなんですよね。


使ったギターはJames Tyler、音作りはZOOM G11で。
アコギは久々に取り出したヤマハのLL16をマイク録り。
ギター以外のトラックはヤマハデータショップのMIDIを使ってます。





付け焼き刃のマージービートでスミマセン。
きら☆さんのステキな歌声に免じてお許しを。
きら☆さんの歌声は、ご自分で歌いたいと仰るだけあって、こなれた感じが良いですなぁ。

郷愁を誘う甘い歌声に、幼かった少年時代に思いを馳せてみる・・・
あぁ楽しかった夏休みが終わってしまう・・・
宿題がぁ・・・

そんな懐かしく楽しいコラボでありました。
きら☆さんに感謝です!


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松任谷由実「カンナ8号線」


ユーミンの「カンナ8号線」であります。

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1981年発表のアルバム「昨晩お会いしましょう」に収められた曲です。
ちょっと記憶は曖昧なんですけど、確かユーミンをリアルタイムで聞き始めたのがこのアルバムだったような。
それまで荒井由実時代のフォークソングのイメージがあったのに、このアルバムを聴いて、これはロックじゃん!と衝撃を受け、それ以来ユーミンにハマったのでありました。

この曲、ギターソロを弾いてあらせられるのは、あの松原正樹さんです。
松原さんが弾いていると知ったのは、この曲を初めて来てからだいぶ経った後だったのだけど、松原さんのギターに魅せられてこの曲&ユーミンが好きになったようなものですな。

この曲もいつかカバーしたいとずっと思ってたワケですが、今回、Kayさんに歌って頂けることになって、その念願が叶いました!
Kayさんには前回の「じれったい」でコーラスを入れて頂きましたが、実はこの曲を歌って頂くことが決まってからアチラのコーラスも、と言う流れだったので、実質、今回のコラボが初共演なのです。

と言うワケで気合い入れてオケ作りました・・・と言ってもヤマハ・データショップの既存MIDIデータ使ってますけれども。
オケは、こちらのライブをコピーしてます。


 


このライブがやたらカッコエェ~!

ユーミンさんは、アルバムの録音には松原さんや今剛さんを起用するのに、ライブだとイケメン・ギタリストを使うのですよね。
やっぱ見た目重視、弾いてる姿が様になって、なおかつ一緒に踊れる人じゃないとイカンってことなんだろうな。
確かにこのライブに松原さんが登場してたら、場違いのドラえもん感が半端ないっす。

オケのギターソロは大好きな松原さんバージョンで弾くか、このライブ版で弾くか迷ったのだけど、やっぱ今回はライブ感重視ってコトでツインギター仕様にしてみましたです。
ギターはJames Tyler、エフェクターはFractal AXEを使いました。



Kayさんの歌、良いですなぁ~!
お上手なのはもちろん、楽しんで歌っているのが伝わって来て、こちらまで楽しくなります。
そしてコーラスも完璧に再現してくださいました。
このコーラスが聴いててやたらと心地良いのですよ。
声のキーもユーミンにピッタリ合ってるようで、期待以上のど・ハマり具合!

思い入れのある曲を、こんなステキなボーカルで再現して頂いて本当にありがたい限りでござります。
Kayさんには改めて感謝申し上げまする。

いやぁ~、今回もまた楽しいコラボでありました!

ちなみに上のライブ映像でギターを弾いていらっしゃる中川雅也さんは5年前にお亡くなりになったそうです。
ご冥福を。



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安全地帯「じれったい」


安全地帯の「じれったい」をカバーです。

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安全地帯も好きなんです。
玉置さんの歌はもちろん、ギターもカッコ良い曲が多いですわな。
矢萩さんのギターはハードロックだし、武沢さんのカッティング&コードワークは音色とキレがステキ。

そんな安全地帯のカッコ良さ成分をふんだんに含んだのが、この曲「じれったい」だと思うのです。
前からずっとやってみたかったのですけども、YouTube版でこんなライブを見つけまして・・・
デビュー30周年記念のライブです。

  

 

どうよこのバンド感!
ギターメインのアレンジが最高であります。
これは絶対やってみたいと思った次第。

で、このエロカッコ良い玉置さんのように歌えるのはもうこの方しかいないと思い、daitakaさんにお願いしたところご快諾を頂きまして、コラボと相成りました。

更にさらに、このセクシーな歌を彩るには女声コーラスが必須ってコトで、Kayさんにコーラスをお願いしまして、こちらもまたご快諾頂き、Kayさんとは初のコラボとなりました。


使ったギターはJames Tyler、音は、クリーン音の方がZOOM G11、歪みの方はFractal AXEを使いました。



いやぁ、もうですね、daitakaさん最高であります。
イヤらしいのだけど嫌みがない。
熱いのだけど、暑苦しくない。
ヘビーなんだけど圧迫感がない。
こんな風に歌える方はホントに貴重で尊い存在だと思いまする。
ってかうらやましい。

そしてコーラスのKayさんも、ご自身でコーラス星のご出身だと仰るだけあって完璧なコーラスを再現してくださいましたです。
熱くて強烈なdaitakaさんのボーカルを軽くいなすような、じらして突き放すような、そんなクールなコーラスが素晴らしいです。

お二人には改めて感謝申し上げまする。

 


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レニー・クラヴィッツ “Are You Gonna Go My Way”


レニー・クラヴィッツの「自由への疾走 Are You Gonna Go My Way」をカバーしました。

 

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イントロが超有名な曲ですな。
この曲もいつかやってみたいと思っていたのですわ。

で、例のイントロなんですが、コレがキツいキツい。
3弦2フレットのベンディング、それがずっと続くワケですよ。
3弦言うたら巻弦である4弦の中身より太いのですよ。
普通はそんなテンションキツいトコをベンドしないですわな、ってか自分はやらないです。

ネックも1番細くて遠いトコを力一杯握るからなのか、左手親指の付け根がネックに変な風に当たって青アザが出来た。
指先の皮もむけるし、握力落ちてるオヤジには厳しいチカラ勝負のリフなのでした。

そんな厳しいポジションを使って曲に仕上げちゃうなんて、作曲の面でもクラヴィッツさんは Go My Way なお方なのですな。

歌って頂いたのは、前作“Because The Night”と同じくきら☆さんであります。
きら☆さん、女性Voなのですが、こんな男性Voロックもイケるジェンダーフリーな歌声をお持ちのボーカリストさんです。
今回もまた期待通り、ってか期待以上のはまり具合。
ソフトながらもパワフルなロック・スピリッツを感じる歌声を披露して下さいました。

使ったギターはJames Tyler。音はFractal AXEで作ってます。




この曲は1993年の発表なんだけど、音もアレンジももっと古い曲に聞こえますな。
ギターの音はファズみたいだし、間奏ではフランジャー掛けた音がぐるぐる回るとか、アナログっぽい、と言うか70年代っぽい。

ボーカルも急に左に寄ったりしてるのだけど、こんなシンプルな構成&アレンジでは他に工夫出来ることもないし、せめてPANだけは動かしてみました、ってコトなのかも。

そこら辺の遊び心(?)、レトロさを意識して音作りしてみたのですが、どんなもんでしょうかコレ。

 


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